動画コンテンツでビジネスもバズる?コンテンツに動画が必要な理由

動画コンテンツでビジネスもバズる?コンテンツに動画が必要な理由

YouTube、Netflixなどの動画配信サイトだけでなく、Facebook、InstagramなどのSNSやニュースサイトでも簡単に目にするようになった動画コンテンツ。スマホの普及やネット環境の向上によって、動画は見るだけではなく、撮影したり、配信したりと、楽しみ方の多様化が進んでいます。
動画が当たり前の時代において、企業でも自社のサービスサイトやブログ、Twitterなどで、商品や企業のPRに動画コンテンツを活用することも、今や常識になっています。
そこで、Youtubeで動画投稿をしているナイル編集部の知見も織り交ぜながら、ウェブサイトに動画コンテンツを充実させることのメリットや、動画がユーザーの目に止まるようにするためのポイントについてご紹介します。

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動画広告は見られない?ビジネスにおける動画コンテンツ

商品や企業のPRに動画コンテンツを活用することが当たり前の時代ではありますが、実際に広告を目的とした動画は見てもらえるのでしょうか?広告があることが嫌で、動画を見ないということはないのでしょうか。
総務省が発表した「IoT時代における新たなICTへの各国ユーザーの意識の分析等に関する調査研究」(2016年) によると、「広告が表示されることなくインターネット動画を有料で視聴できるサービス」が良いか「広告が流れるがインターネット動画を無料で視聴できるサービス」が良いかを尋ねた結果、20代から60代で は「どちらかといえば広告ありで無料」または「広告あり無料」と答えた割合は、80.1%と高いことがわかりました。

■ネット動画視聴「広告なし有料」か「広告あり無料」か

n3202070※総務省「IoT時代における新たなICTへの各国ユーザーの意識の分析等に関する調査研究の請負」(2016年)

このことから、広告動画に対しての嫌悪感というのはそれほど高くないといえるでしょう。

動画コンテンツを活用する3つのメリット

動画は写真やテキストなどのコンテンツに比べ、制作するのに比較的多くのコストがかかります。企業としては、コストをかけてでも得られる動画コンテンツのメリットは気になるところでしょう。現状、さまざまな企業が動画コンテンツを投じているのには、やはりメリットがあってのことです。
ここでは、動画コンテンツを活用することで得られる3つのメリットをお伝えします。

1 動画は伝わりやすい

動画がほかのコンテンツに比べて最も勝っている点として挙げられるのが、一度に伝えられる情報量の多さです。実際にどんな音がするのか、どのくらいの速さなのか、どのくらいの大きさなのかなど、テキストや写真では伝えにくい情報を短時間で伝えられるのは動画コンテンツならではです。
例えば、通販サイトの場合を考えてみましょう。スカーフの巻き方のアレンジや電化製品の操作方法など、商品を実際に手にしたときの扱い方やハウツーを伝えることで、「この商品を買ったときの自分」をユーザーに想像してもらうことができ、購入にもつながりやすいといえます。
また、動画はテキストのみの場合に比べ、視覚化されることでイメージとして頭の中に残りやすくなるため、記憶に長くとどまりやすいこともポイントです。動画を見てすぐにアクションにつながらなくても、「いざ目の前に商品やサービスが現れたときに、イメージがよみがえる」効果も期待できるのです。

2 動画は見られやすい

Facebookのニュースフィードを見ていると、そこに投稿された動画が自動的に再生されます。画面上で動画が始まってしまえば、なんとなく手が止まって、見入ってしまうという人は少なくないようです。
これがテキストだったらどうでしょうか。目に止まることもなく、通り過ぎてしまっていたかもしれません。動画コンテンツは、目に止まる最初の数秒間が大事になってくるといえるでしょう。

3 動画は広がりやすい

動画は情報が多く、内容によっては見ているだけで疑似体験ができるツールです。特に広告動画においては、誰が見てもわかりやすいものになるよう制作されていることが一般的です。
文字を読み、理解し、想像を必要とするテキストに比べ、誰にでも理解されやすい動画は、それだけ拡散したいと思う人も多いといえます。

動けばなんでもいいわけではない!目に止まる動画コンテンツとは?

ライフスタイル

簡単な動画であれば、スマホさえあれば作ることができます。まさにこの瞬間にも、世界中でさまざまな動画が生まれ、公開されています。数多の動画の中で埋もれてしまわないような、キラリと光る動画コンテンツを制作するにはどうすればいいのでしょうか?
例えばYouTubeでは、再生回数も大事ですが、再生時間が長いほど検索で上位に表示されるといわれています。ユーザーに動画を見続けてもらうには、それだけ満足度の高い動画を作る必要があるのです。そこで、目に止まりやすい動画コンテンツの条件を考えてみましょう。

1 ターゲット&コンセプト

どんな商品、サービスを作る上でもいえることですが、まずは明確なターゲット、そしてコンセプトの設定は必要不可欠です。例えば、TikTokのような短編動画におけるノリとおもしろさ、気軽さに惹かれる10代に向けて、教材のような淡々と説明する動画では、コンバージョンは得られないかもしれません。また、高齢者に向けて、矢継ぎ早にガチャガチャした動画を流しても、効果は得られにくいでしょう。
商品はもちろん、それを伝える動画が、ユーザーの視聴ニーズからかけ離れたものになっていては、せっかくの動画も意味のないものとなってしまいます。性別や年齢、趣味、嗜好、生活パターンなど、細かなターゲットを設定し、そこに合わせた動画制作や配信するプラットフォームを考えていくことが重要です。
もう1つ大事な要素はコンセプトです。「カッコイイから」「このターゲット層が好きそうだから」だけでは、運良くバズることができたとしても、一度眺めて終わるだけで、ビジネスにはつながりません。
「このサービスを利用してみたい」「この商品を手に取ってみたい」「この会社のことをもっと知りたい」といった次のアクションにつなげるためには、「これが言いたい」「私たちはこのことを大切にしている」など、核となるコンセプトを伝えましょう。商品を作る上での過程や思いなどが含まれていると、ユーザーも感情移入がしやすいはずです。

2 コンパクト&インパクト

動画を見ているときに、その内容に飽きてしまい、つい途中で違うページに移ってしまったことはありませんか?視聴者が「無駄に長い」と感じてしまえば、その動画から離れてしまう可能性は高くなります。いくらでも簡単に情報が転がっている世の中だからこそ、言いたいことを手短に伝えることは重要になってきます。
人の集中力というのは意外に短いものです。ですから、映像を見続けてもらうためには、特に最初の5~10秒が肝心です。見たことのない映像、心に残るコピーなど、ユーザーの心に残れ ば、購買などの具体的なアクションだけでなく、思わず誰かに「これ見て!」とシェアしたくなるはずです。

3 サムネイル&テキスト

ここまでお伝えしてきたように、動画において、内容はもちろん重要です。しかし、それだけでなく、まずは検索の段階で選んでもらうためのタグ付けや、ページに入ってからの説明文にも力を入れたいところ。そうすることで、SEOの効果も期待でき、検索順位が上がれば、さらに視聴してもらえるようになります。
また、YouTubeなどの動画一覧ページに並べられた際に表れるサムネイルも大切です。サムネイルは、言わば雑誌の表紙や本のタイトルに似ています。
関連動画として並んだ場合や、オウンドメディア内に貼り付けた際にも、サムネイルがキャッチーなものであれば、そのまま映像がクリックされる可能性は飛躍的に上がります。

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動画でビジネスをバズらせよう!

今や、動画を見るユーザーの目は肥えています。コンパクトの中にもインパクトのある映像というのは、意味ではわかっていても、制作するのはなかなか難しいものです。
また、特にコンセプトは、自分たちがわかりきっているからこそ、伝えたいことが省略されてしまい、改めて第三者に判断してもらったときに通じにくいということもあります。
動画コンテンツを制作する最終目的は、その動画をバズらせるだけではなく、結果としてビジネスにつながることです。動画を制作する際には、適切な活用方法や客観的な意見も取り入れ、ビジネスをバズらせるための動画コンテンツを制作してください。
そして、動画を公開した後は、分析も大切です。「動画のどのタイミングでユーザーは離脱しているのか?」「どんな検索ワードでたどり着いたのか?」など、参考にできる情報を得ることが可能です。そこから導き出される分析結果 を基に、動画コンテンツを継続的に更新し、最高の動画を作り上げてください。

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金子 光
金子 光(かねこ ひかる)
新卒で楽天グループ株式会社に入社。
営業管理として40人規模のチームをマネジメント。その後社員3人のベンチャー企業に入社し新規事業立ち上げを経験。
現在はナイルのマーケティング相談室編集長として、Webマーケティングに従事している。
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ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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