家具と車とインターネット(前編)株式会社クラス/バチェラー・久保裕丈×ナイル株式会社・高橋飛翔

家具と車とインターネット(前編)株式会社クラス/バチェラー・久保裕丈×ナイル株式会社・高橋飛翔

ナイル株式会社の代表・高橋飛翔が、自身の専門分野である「インターネット」について、ゲストと旨い酒を酌み交わしながら互いの分野の可能性について語り合う。

久々となった第2回目のゲストは、初代バチェラーとして人気の久保裕丈さん。実は、高橋と久保さんは、社会人になってから知り合った間柄であるが、中学、高校、大学が同じという共通点を持っています(さらに剣道部もいっしょ!)。ビジネスにおいても、「サブスクリプション」という共通点がありました。

対談前編では、久々に会った二人のプライベートの話から「バチェラー」の話まで、赤裸々にお届けします。

※記事中、「バチェラー・ジャパン シーズン1」のネタバレあり。

■本日の旨い酒

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イケメン二人で“カクテルパーティー”スタート!まずはシャンパンで乾杯です。

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ビジネスも最初の一人だからこそ価値がある

高橋:「バチェラー」って、どこから話が来たんでしたっけ?

久保:知り合いの制作会社の人からFacebookでメッセージが来て、そのとき暇だから話を聞きに行ったんだよね。リスク・リターンでいうと、リスクが大きいと思ったけど、自分がまた事業を始めたときにプラスになりそうだと思って受けた感じかな。

高橋:当時、バチェラーを受けるのは、「最初の一人」という価値があるからと言ってましたよね。

久保:視聴数で考えると、シーズンを重ねたほうが多くなるのは間違いないと思ったけど、「日本初」とか「一人目」という価値は、事業をしていく上ですごく感じるところで…。

その大切さを、ミューズコー(※1)のときに痛感した。ミューズコーは、日本で初めてのビジネスモデルではないし、世界でもフラッシュセールなんていっぱいあったから、特に話題にもならなかったんだよね。

※1 久保裕丈氏が2012年に設立した、アパレル通販会社。

高橋:その感覚は、経営者ならではかもしれないですね。しかし、初代バチェラーは強いわ

久保:講演会とかでも、いまだに肩書が、「初代バチェラー」って言われてしまって。本当はクラス(※2)代表がいいんだけど。

※2 久保裕丈氏が2018年に設立した会社。家具・家電のサブスクリプションサービスを展開する。

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高橋:久保さんの「バチェラー」の放送を全部見て、この人マジすげえなって思いましたよ。普通、同時に複数の女性を好きになるって不可能じゃないですか。でも、全員に平等に接していて。

自分だったら、絶対気に入った女の子に目が行っちゃうもん。100%、バチェラーにはなれない。だから、自分の息子を24代目バチェラーにするのを狙っていて…

久保:やばいね。ろくなもんにならない(笑)。

高橋:胎教の段階から、「おまえも大きくなったらお父さんのようなモテ男になるんだぞ」って言ってました(笑)。

お互いの恋愛観と結婚観

高橋:久保さんの普段の恋愛は、「バチェラー」に出たときのような感じ?

久保:プライベートは結構ダメよ。カッコつけられない。

高橋:女の子に対して?

久保:よく取材で聞かれるのが、「久保さんの鉄板のデートプランを教えてください」とか。でも、デートプランとか知らないし。何なら、浅草でホッピー飲んでるのが一番楽しい。もつ煮込みとかつつきながら。

高橋:確かに、「バチェラー」を見たら勘違いするかも。

久保:許容できる範囲だけど、あの番組に出た1つのデメリットというと、極端なイメージがつきすぎた点かな。

高橋:なるほど。じゃあ、女の子をデートに誘ったら、かなり期待されそうですね。

久保:デート行こうとか、言ったことないから。飯行こうはあるけど、遊びに行くことってある?

高橋:ありますよ!楽しい体験をともにするみたいな…。富士山の麓でセグウェイに乗ったり(※3)するんですよ。

※3 「バチェラー・ジャパン シーズン1」のデートシーンのひとつ。

久保:…わかった。俺、やっぱり一人の時間が好きなんだよね。休みの日は、富士山に行ってセグウェイ乗ってるくらいだったら、キックボクシング行って鍛えたいもん。だから結婚できないのかな。

高橋:そういうのが好きな人も、いるんじゃないですか。むしろ、お互いの時間を大事にみたいな。

久保:結婚は、クラスがもっと安心できるところまでいってからかな。この状態で結婚するほうが、相手に悪いと思っちゃうから。

ミューズコーをやってたときの彼女とは、結婚したいと思ってたけど、仕事の話や相談って、全然したことない。

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高橋:逆に、何の話をするんですか?

久保:向こうの話を聞いてる感じだったかなぁ。仕事の話って理解できないだろうし、壁打ち相手にもならないと思って。

高橋:それでいうと、うちの場合は、子供が生まれる前は毎晩嫁と散歩をしながら、「今日こんなことがあったよ」とか話していた。サイトとかさわらせて何を思ったとか、ユーザビリティテストもしてましたね。あと、こういうプランを考えてるとか聞いてもらって、結構良かったですよ。ビジネスというより、サービスの話をしてたかな。

久保:へー、おもしろい。

高橋:自分からビジネスの話を取ったら、ロクな話がないんで、基本、仕事の話をずっとしてますよ。

久保:俺、なんかできないんだよね。彼女できたらしてみよっかな。

高橋:喜ぶと思いますけどね。人生をともにしている感じがして。初めて契約取れたときは泣いてくれましたよ。

久保:それはいいな。結婚して良かったって思うよね、その瞬間って。

バチェラー出演メンバーについて

高橋:最終的にバラを渡した蒼川さん、付き合ってみてどうでした?

久保:撮影中の印象だと、すごく賢いし、強い子なのかと思ってた。いざ、付き合うと、大学生というのもあって、幼くもあるし弱くもあるよね。それが当然、かわいいって思うときもあるけど、俺はやっぱり仕事人間だから。仕事が忙しくなると、相手の弱さを支えきれないと思ったのはあるかな。

高橋:なるほどね。自分は、蒼川さんが久保さんの御両親や友人と会ったとき、あまり話せてなかったから、最終回で森田さんを選ぶと思ってた。経営者的な視点でいうと、質問能力がないからダメだなっていう印象。

久保:あれは多分、映像の切り取られ方かな。あの子は賢いから、全然しゃべれてない印象はなかったよ。

高橋:ほかの子はどうですか?ゆきぽよ(木村有希)はめっちゃいい子だと思った。

久保:そうだね。女の子は、「会社のスタッフとしてパフォーマンスが高い」みたいなタイプがいいかな。自分に課せられている期待値をきちんと理解して、主体性を持ってやりきるみたいな。

高橋:完全に経営者目線ですね(笑)。

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久保:そうそう。あれだけ多くの女性がいるからさ、変数がめちゃくちゃあるじゃない。デートに行くのも、こっちの一存だったりするから、まったく自分の意思が通らない。会社の決定も、大体そういうものだったりして。

そういう、アンコントローラブルな要素が多い中で、スタッフレベルでものすごくパフォーマンスが良くて、ゆくゆくはちゃんとマネージャーとして昇進できるようなタイプがいい。ぽよなんて、まさにその典型だよね。

高橋:そういう意味では、鶴さんも良かったですよね。

久保:ベンチャーなんだけど、どっしりとした安定感がある総務の女性みたいな…(笑)。

高橋:独自ポジションを完全に確立してた。

久保:鶴はホントにすごいのよ。謎のいい女感を出すじゃん。

高橋:今でも女の子たちに連絡ってするんですか?

久保:めちゃくちゃするよ。ぽよともすごく仲いいし。よく会うのって、最後のほうまで残っていた子で、当然相性がいいっていうか、性格的にもすごくフィットする。

高橋:かなり濃密な時間を過ごしてましたからね。

セクハラはダメ、ゼッタイ!

久保:飛翔くんとこの会社は、結構人数いるでしょ。

高橋:いますね。今は180人ぐらい。社内恋愛もありますよ。社内結婚も何組かありましすし。

久保:その規模になってくると、絶対男女問題とか出てくるよね。

高橋:ありますし、それを全部把握するのは無理ですね。僕の預かり知らないところで、数々の出来事が発生していたとしても、まったく驚かないですよ…。

久保:それは絶対そうだと思う(笑)。

高橋:打ち上げ後とか、絶対にやばい。

久保:うちの場合、取締役にはあまり会社の2次会には行くなって言ってる。飲んでいると、発言とかも油断するじゃない。取締役である以上、ちょっとした発言が重たいから、そのリスクを負うくらいだったら行かないほうがいい。

高橋:なるほど、確かに俺も最近はそのあたり気をつけていて。昔は会社の飲み会でもぺろぺろ言いまくってましたが、ここ数年はめっきり言えなくなりましたね。

久保:そうだよね。絶対、そういうのは言うなよって言ってる。

高橋:ぺろぺろ~みたいな。本当は言いたいんですけどね。

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高橋、得意のぺろぺろ顔。

久保:そんな悪いやつはいないだろうけど、悪意を持ってメディアとかに持っていかれたら、もう終わるじゃん。初代バチェラー社長が、社員の前でぺろぺろとか。

高橋:やばいやばい。ボイスレコーダーとかで、ぺろぺろの瞬間、5秒ぐらい切り取られたらもう終わりますからね。認めるしかない、確かにぺろぺろ言いましたって。

久保:でも難しいよね。懐をちゃんと見せるみたいなさぁ。大事だよなって思いつつも。

高橋:そうですね。でも、久保さんは危険。俺なんかぺろぺろやってても、「バカやってるな、以上」で終わるけど、久保さんは言った瞬間に、それを喜んで週刊誌に売るやつが出てくるから。

家具と車とインターネット(後編)へ続く――

※本対談は、緊急事態宣言発令前に行われたものです。

■今回のゲスト

久保裕丈

profile

1981年生まれ、株式会社クラス 代表取締役社長。東京大学工学部卒業、東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程修了。2012年、ミューズコー株式会社を設立。2017年には、恋愛リアリティ番組「バチェラー・ジャパン」に、初代バチェラーとして出演。2018年、家具・家電のサブスクリプションサービスを展開する株式会社クラスを設立。現在は、数々のメディア、テレビ番組等でも活躍中。

家具・家電のサブスクリプションサービス CLAS(クラス)

Amazon.co.jp: バチェラー・ジャパン シーズン1を観る | Prime Video

■今回のお店

レストラン ラ・カンサトゥール

kancatour

【場  所】東京都品川区北品川6-7-29 ガーデンシティー品川御殿山1F
【電  話】03-5422-7846
【営業時間】11:30~15:00、18:00~23:00
【定 休 日】不定休
【 U R L 】http://kancatour.com/

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編集者情報

金子 光
金子 光(かねこ ひかる)
新卒で楽天グループ株式会社に入社。
営業管理として40人規模のチームをマネジメント。その後社員3人のベンチャー企業に入社し新規事業立ち上げを経験。
現在はナイルのマーケティング相談室編集長として、Webマーケティングに従事している。
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監修者情報

ナイル編集部
ナイル編集部

2007年に創業し、約15年間で累計2,000社以上の会社にマーケティング支援を行う。また、会社としても様々な本を出版しており、業界へのノウハウ浸透に貢献している。(実績・事例はこちら

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